尋常性乾癬|ほりかわ皮膚科・美容皮膚科クリニック浦添てだこ浦西駅前|沖縄県浦添市の皮膚科・美容皮膚科

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尋常性乾癬

尋常性乾癬とは?

尋常性乾癬は、皮膚の細胞が作られるスピードが通常の10倍ほども速くなり、過剰に積み重なってしまう病気です。 通常、皮膚は「ターンオーバー」というサイクルで約28日かけて生まれ変わりますが、乾癬の方はこのサイクルが数日に短縮されています。 その結果、肌が赤く盛り上がり(紅斑)、その表面に銀白色のかさぶたのような角質(鱗屑)が付着し、それがポロポロと剥がれ落ちるのが特徴です。 主な症状は、頭皮、肘、膝、腰回りなど、外部からの刺激を受けやすい場所に現れやすく、強いかゆみを伴うこともあります。 日本人の約1,000人に1人が発症すると言われており、決して珍しい病気ではありません。発症しやすいのは、働き盛りの男性や、更年期以降の女性に多い傾向がありますが、 若年層で見られることもあります。 乾癬を放置すると、見た目の悩みによる精神的なストレスが大きくなるだけでなく、一部の方は関節の痛みや腫れを伴う「乾癬性関節炎」を併発したり、 メタボリックシンドロームなどの全身疾患のリスクが高まったりすることもあります。 「体質だから仕方ない」と諦めず、早期に適切なコントロールを始めることが、健やかな毎日を取り戻す鍵となります。沖縄県浦添市で尋常性乾癬でお困りの方は、ほりかわ皮膚科・美容皮膚科クリニックにお越しください。

尋常性乾癬の主な原因と誘発要因

乾癬の根本的な原因は完全には解明されていませんが、もともと持っている「遺伝的な体質」に、日常生活の中の様々な「環境要因」が加わることで、 免疫バランスが崩れて発症すると考えられています。免疫が自分の皮膚を過剰に攻撃してしまう状態になっているのです。 日常生活で症状を悪化させる誘発要因には、不規則な食生活(高カロリー・高脂肪食)、肥満、喫煙、飲酒、ストレス、感染症(風邪など)、特定の薬剤の服用などが挙げられます。 また、乾癬には「ケブネル現象」といって、健康な皮膚に強い摩擦や傷(衣類の締め付けや眼鏡の接触など)が加わると、その場所に新しい発疹ができる特徴があります。 ここで大切なのは、乾癬は決して「他人にうつる病気ではない」ということです。温泉やプールで他の人に感染させる心配はありません。 また、「不潔にしているからなる」というのも全くの誤解です。 こうした正しい知識を持つことが、患者さんご自身の心理的負担を軽くし、周囲の理解を深めることにも繋がります。

尋常性乾癬の治療法

乾癬の治療は近年、飛躍的に進歩しています。当院では、患者さんの症状の重さやライフスタイルに合わせ、 塗り薬(外用療法)、飲み薬(内服療法)、光線療法、そして最新の生物学的製剤などから最適な組み合わせをご提案します。 基本となるのは外用療法で、炎症を抑えるステロイド薬と、皮膚の過剰な増殖を抑えるビタミンD3製剤を組み合わせた配合薬がよく使われます。 これらは非常に効果が高い反面、正しい量と回数を継続して塗ることが成功の秘訣です。 中等症以上の方には、免疫の暴走を抑える内服薬や、紫外線を照射して過剰な免疫反応を鎮める光線療法も有効です。 当院の最大の強みは、皮膚科専門医である院長が診察を行い、診断の難しい初期症状や、他の疾患との見分けを的確に行う点です。 大学病院レベルの高度な治療が必要な場合には、適切な連携先をご紹介しつつ、日常のケアを当院で並行して行うといった、 患者さんに最も近い場所での長期的なサポートが可能です。 治療の流れは、まず現在の炎症を鎮めて見た目の改善を図り、その後、良い状態を長く維持する(寛解)ためのコントロールへと進んでいきます。

日常生活でできること・セルフケアのポイント

保湿ケアを徹底する

皮膚が乾燥すると、かゆみが強まり、新しい発疹ができやすくなります。処方された保湿剤を全身に塗り、バリア機能を整えましょう。

皮膚への刺激(摩擦)を避ける

体を洗う時はナイロンタオルで擦らず、手で優しく洗いましょう。衣類は綿素材など肌当たりの良いものを選び、ベルトや下着の締め付けにも注意してください。

食生活の改善と体重管理

肥満は乾癬を悪化させる大きな要因です。高脂肪な食事を控え、野菜中心のバランスの良い食事を心がけることで、炎症の数値が下がることがあります。

禁煙と節酒

喫煙は乾癬の発症リスクを高め、お薬の効きを悪くさせます。アルコールも血管を拡張させてかゆみや赤みを増強させるため、控えめにしましょう。

日光浴を適度に取り入れる

太陽光に含まれる紫外線には、皮膚の過剰な免疫を抑える働きがあります。ただし、日焼けしすぎると逆効果(ケブネル現象)になるため、散歩程度から始めましょう。

よくある質問

Q

尋常性乾癬は完治しますか?

A

現在の医学では、完全に「体質を消し去る(完治)」ことは難しいですが、症状がほとんどない「寛解(かんかい)」の状態を長く維持することは十分に可能です。 自分に合った治療を見つけることで、病気を忘れて日常生活を送れるようになります。当院はそのゴールを一緒に目指します。

Q

食事制限は厳密に行うべきですか?

A

特定の食べ物を「絶対に食べてはいけない」という科学的根拠はありません。ただし、脂っこい食事や甘いものの摂りすぎで体重が増えると症状が悪化しやすいことが分かっています。 無理な制限よりも、腹八分目でバランスの良い食事を続けることが大切です。

Q

ステロイドの塗り薬を長く使って副作用は大丈夫ですか?

A

医師の指示に従い、適切なランクの薬を適切な期間使う分には、深刻な全身的副作用の心配はほとんどありません。 皮膚が薄くなるなどの局所的な副作用が出ることもありますが、定期的に診察を受けて調整していけば安全に使用いただけます。

Q

頭皮のフケのようなものがひどくて困っています。

A

乾癬は頭皮に出やすいのが特徴で、大量のフケのように見えて悩まれる方が多いです。頭皮専用のローションや、シャンプータイプの治療薬もあります。 適切に治療すれば、肩に落ちる角質を劇的に減らすことができるので、ぜひご相談ください。

Q

治療期間はどれくらいかかりますか?

A

乾癬は良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性の病気です。塗り薬の効果を実感するまでには数週間から数ヶ月かかることもあります。 焦らずに、根気よく治療を続けることが、結果として最も早くきれいな肌を手に入れる近道になります。

このような場合はご相談ください

CONSULTATION

「一生付き合っていくしかない」と、お一人で悩んでいませんか?
以下のような状況があれば、ぜひ一度当院へお越しください。

  • 皮膚の赤みや銀白色のカサカサが目立って、外出が億劫になっている
  • かゆみが強くて仕事や勉強に集中できない、夜眠れない
  • 頭皮のフケのようなものが増えて、衣服が汚れるのが気になる
  • 市販の保湿剤や湿疹の薬では全く改善しない
  • 指の関節や腰などが痛む、あるいは爪が変形してきた(関節への影響のサインかもしれません)